ノミ対策は増殖前に
ノミは温暖で湿度の高いところを好んで生息します。ですので、冬が到来し気温が低くなると、ノミ対策から解放されてしまいがちです。
実は真冬であっても、犬は10頭に1頭、猫では5頭に1頭の割合でノミの被害が発生しているとのデータがあります。このデータは、動物病院に来院した犬と猫の被害状況によって判明した数字であり、動物病院に来院しなくてすんだケースも含めると、実際にはもっと多くの犬や猫たちが冬でもノミの被害にあっていることが考えられます。
確かにノミは気温の低い季節には寄生数が減少しますが、ペットたちの被毛の奥に隠れてしまい見つけることが困難となり、気づいた時には被害が大きくなってしまうことがあります。
また、ノミの卵や幼虫、サナギは冬の間に成虫になることはできなくても、やがて春が訪れ一気に成虫となってペットたちに寄生することもあります。
このように、ノミの被害は日常的かつ年間を通じた問題です。フロントラインプラスは暖かい季節だけではなく、年間を通じて定期投与することが大切です。