投与後にノミ・マダニを発見
フロントラインプラスを投与しても再度マダニが付着することはありますが、付着しても48時間で死んでしまいます。
マダニに対しては、犬、猫ともに約1ヵ月間効果が持続します。ノミに対しては、犬の場合で約1〜3ヵ月間効果が持続し、猫の場合では約1〜1.5ヵ月間効果が持続します。そのため、フロントラインプラスの投与後、数日間で再発見されたノミ・マダニに関しては、犬、猫の肩甲骨間の皮膚上にきちんと滴下していれば再投与の心配はありません。
また、死んだマダニは自然に犬猫から落下します。中には死んでも付着したままのマダニも稀にいますが、その場合は指先で軽く引き離すだけで簡単に除去できます。ただ、生きて皮膚に付着しているマダニを引っ張って取ると、皮膚に食いついている口の部分だけが残ってしまうようなことが起きやすいので、そのような場合は動物病院で治療をしてもらうか、スプレータイプのフロントラインを使用し、噴射してしばらく置いてからマダニを捕ると良いでしょう。
フロントラインスプレーは濃度が薄く噴射回数が多いため、通常の定期投与にはフロントラインプラスが効果的ですが、滴下タイプのフロントライン製品に比べて、スプレータイプのフロントラインは犬や猫の全身に直接噴射するため即効性に優れています。